レセコン一体型電子カルテとは?おすすめシステム8選を徹底比較!

レセコン一体型電子カルテ

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レセコン一体型電子カルテを導入したいけど、費用が心配・・・

どのシステムを選べばいいの?

このようにお悩みではないでしょうか。

本記事では主要10システムの特徴や費用感を比較し、最適な導入判断の参考となる情報をわかりやすく解説します。

目次

レセコン一体型電子カルテとは?

レセコン一体型電子カルテは、診療記録と会計処理を一元管理できるシステムです。ここでは、電子カルテとレセコンの違いや、一体型と分離型の特徴について解説します。

電子カルテとレセコンの違い

電子カルテは診療内容の記録や情報共有を行うツールで、医師や看護師が患者の症状、処方、検査結果などを入力・閲覧することに特化しています。一方、レセコン(レセプトコンピュータ)は診療報酬請求業務を効率化するシステムで、カルテの内容をもとに診療報酬明細書を作成し、保険者に提出する役割を担います。

両者は連携して使われることが多いですが、電子カルテが「医療現場の記録と情報共有」を担い、レセコンが「会計と請求処理」を担うという役割分担があるのが大きな違いです。このため、医療現場では両方をバランスよく運用することが重要です。

レセコン一体型と分離型の違い

レセコン一体型は、電子カルテとレセコンの機能がひとつのシステムに統合されており、診療記録から会計処理までを一元管理できるのが特徴です。入力データが連動するため、二重入力の手間を省き、業務効率やミス削減に大きく寄与します。

一方、分離型は電子カルテとレセコンを別々に導入する方式で、それぞれの自由度が高い反面、連携に不具合が生じるリスクがあります。ただし、分離型は柔軟にシステムを選択できる点や既存環境を活かせる点でメリットもあります。医療機関の規模や運用方針に応じて選択が分かれる部分です。

レセコン一体型電子カルテのメリット

レセコン一体型電子カルテは、診療記録と請求業務を一元化することで、医療現場の効率化を実現します。ここでは、具体的なメリットを4つ紹介します。

一端末で電子カルテとレセコンの両方の操作が可能

レセコン一体型では、電子カルテとレセコンを同じ端末で操作できるため、業務効率が大幅に向上します。診療記録の入力後、そのまま請求処理まで連動できるため、システムを切り替える手間が不要になります。

また、職員が複数の端末を行き来する必要がなく、操作に慣れるまでの時間も短縮可能です。特に小規模なクリニックでは限られた人員での運営が多いため、業務負担を減らせる点が大きな魅力となります。

保険請求のミス削減に繋がる

一体型はカルテの内容とレセプト請求が自動で連動するため、入力ミスや転記ミスを防ぐことができます。医師が入力した診療情報がそのまま請求データに反映されるため、請求の正確性が高まります。

結果として返戻や査定のリスクが減り、事務スタッフの手戻り作業も少なくなります。請求業務にかかる時間を削減できるだけでなく、医療機関全体の収益安定化にもつながる点がメリットです。

患者待ち時間の短縮ができる

一体型では、診療情報と会計処理がシームレスに連動するため、会計待ち時間を短縮できます。診療が終わった直後に請求データが自動で作成されるため、患者はスムーズに会計へ進めます。

これにより、待合室の混雑を軽減でき、患者満足度の向上にもつながります。効率的な運用は患者にとってもストレスの少ない受診体験となり、リピートにも好影響を与えるといえます。

トラブルが発生した際に窓口を一本化できる

一体型システムは、カルテとレセコンを同じベンダーが提供しているため、トラブル時の問い合わせ窓口が一本化されます。システム間の連携不具合やデータ不一致が発生しても、責任の所在が明確です。

分離型のように「カルテ側かレセコン側か」でたらい回しになる心配がなく、問題解決までの時間が短縮できます。現場スタッフが安心して業務に取り組める点は、日々の運営において大きな安心材料となります。

レセコン一体型電子カルテのデメリット

レセコン一体型電子カルテは便利な反面、運用上の注意点も存在します。ここでは、代表的なデメリットを3つ解説し、導入時の検討材料とします。

電子カルテかレセコンの片方に問題が発生すると停止する

一体型はシステムが統合されているため、片方に不具合が生じると全体が停止するリスクがあります。たとえば電子カルテの障害が発生すると、会計処理や請求業務まで止まってしまう可能性があります。

復旧まで診療記録や会計処理が遅延すれば、現場の混乱や患者への対応に影響が出ます。バックアップ体制の整備や、障害時の運用フローをあらかじめ設計しておくことが重要です。

電子カルテの入れ替えではレセコンも入れ替える必要がある

一体型は一つのベンダーのシステムで構成されるため、電子カルテだけを入れ替えるといった柔軟性はありません。新しい電子カルテを導入したい場合、レセコンも同時に入れ替える必要が生じます。

このため、システム更新時のコストが高くなりやすく、選択肢の幅も制限されます。長期的な運用を考えると、更新サイクルや費用面について事前に見積もり、慎重に判断する必要があります。

小規模医院にはスペックが過剰な場合もある

一体型は機能が豊富で高性能な分、小規模クリニックには過剰スペックになる場合があります。特に患者数が少ない施設では、機能を十分に活用できず、費用対効果が低下する恐れがあります。

また、操作や管理の複雑さが業務負担になるケースもあります。小規模医院では、自院の規模や運用フローに適した機能かどうかを見極めることが重要です。導入前に必要な機能を明確に整理することが求められます。

レセコン一体型電子カルテの導入費用

レセコン一体型電子カルテを導入する際には、初期費用や月額利用料に加え、保守・サポート費用も発生します。ここでは、それぞれの目安について解説します。

初期費用の目安

初期費用には、ソフトウェア導入費、サーバーや端末などのハードウェア費用、さらに操作研修などのサポート費が含まれます。クリニックの規模や導入する機能によって差はありますが、一般的には100万〜300万円程度が目安です。

また、クラウド型を選ぶかオンプレミス型を選ぶかでも大きく異なります。クラウド型は比較的導入コストが抑えられる一方、オンプレミス型はサーバー構築費用が必要になるため高額になりやすい点が特徴です。

月額利用料の相場

月額利用料は、システムの利用規模や契約プランによって異なりますが、概ね数万円から十数万円程度です。小規模クリニック向けプランでは5万〜8万円前後、大規模クリニックや複数拠点での利用では10万円以上となるケースもあります。

この費用にはクラウドサーバー利用料やソフトウェア更新費が含まれる場合が多く、常に最新の環境で利用できる点がメリットです。利用料は長期的なランニングコストとなるため、予算計画に組み込むことが重要です。

保守・サポート費用

導入後には、システム保守やサポートにかかる費用が発生します。月額利用料に含まれている場合もありますが、別途数千円〜数万円程度が必要になることもあります。内容には、障害時の対応、バージョンアップ、電話・リモートサポートなどが含まれます。

特に医療機関では業務停止リスクを避けるため、迅速なサポート体制が不可欠です。サポート費用を単なるコストとして捉えるのではなく、安心して運用するための保険的な役割と考えることが望まれます。

レセコン一体型電子カルテの選び方

レセコン一体型電子カルテを導入する際には、自院の特徴や運用環境に合うかを見極めることが大切です。ここでは、選定のポイントを5つに分けて解説します。

自院の規模や診療科に合うか

まず重要なのは、自院の規模や診療科に合ったシステムかどうかです。小規模クリニックに大規模向けの高機能システムを導入すると、費用対効果が薄くなることがあります。

逆に専門診療科で特化した機能が必要な場合は、汎用的なシステムでは物足りない可能性もあります。導入前に「必要な機能」と「不要な機能」を整理することが、最適な選択につながります。

クラウド型かオンプレミス型か

クラウド型は導入コストが比較的低く、場所を問わず利用できる利便性があります。一方、オンプレミス型は院内にサーバーを設置するため、セキュリティや安定性で優位な点が特徴です。

どちらを選ぶかは、コスト重視かセキュリティ重視かといった運営方針に左右されます。自院の予算やIT環境に応じて、最適な方式を見極める必要があります。

サポート体制の充実度

システムは導入して終わりではなく、運用後のサポートが不可欠です。障害発生時に迅速な対応が得られるか、アップデートや日常的な相談に応じてもらえるかを確認しましょう。

電話やリモート対応だけでなく、現地サポートがあるかも重要です。トラブル時の対応スピードは業務への影響を左右するため、サポート体制の手厚さは必ず比較検討すべき要素です。

操作性とスタッフ教育のしやすさ

現場で使うのは医師や看護師だけでなく、事務スタッフも含まれます。そのため直感的に操作できるか、マニュアルや研修が充実しているかがポイントです。

使いにくいシステムでは入力に時間がかかり、かえって業務効率が落ちることもあります。初期教育のしやすさや習熟までの期間を考慮し、スタッフが安心して使えるかを見極めましょう。

他システムとの連携可否

電子カルテは単体で完結するものではなく、検査機器や予約システム、オンライン診療ツールなどとの連携が求められます。一体型でも外部システムとスムーズにつながるかが重要です。

連携性が高ければ業務フローを効率化でき、患者サービスの質向上にもつながります。導入前に、既存の機器やシステムとの互換性を必ず確認しておくことが推奨されます。

レセコン一体型電子カルテに使える補助金・助成金

レセコン一体型電子カルテの導入には、複数の補助金や助成金を活用できます。ここでは、代表的な制度を4つ取り上げ、特徴や活用のポイントを解説します。

IT導入補助金

IT導入補助金は、中小企業や医療機関のIT化を支援する制度で、電子カルテ導入時に活用しやすい補助金です。対象として認められるベンダーが提供するシステムを導入する必要があり、導入費用の一部が補助されます。

補助率は最大で2分の1〜3分の2程度となる場合があり、初期コストを大きく軽減できます。導入を検討する際は、必ず対象ベンダーや申請スケジュールを事前に確認しておくことが大切です。

小規模事業者持続化補助金

小規模事業者持続化補助金は、クリニックの経営改善や新規患者獲得に向けた取り組みを支援する制度です。電子カルテ導入による業務効率化や患者サービスの向上も対象になる場合があります。

補助額は最大50万円〜100万円程度が一般的で、広報費や設備費と合わせて申請することも可能です。小規模クリニックにとっては、負担を抑えて導入できる大きな後押しとなります。

業務改善助成金

業務改善助成金は、労働環境の改善や生産性向上を目的とした制度です。電子カルテの導入によりスタッフの業務負担を軽減し、労働環境の改善につながると認められれば助成対象になります。

助成額は事業規模や改善内容によって異なりますが、設備投資費用の一部を賄える点が魅力です。スタッフの働きやすさを重視する医療機関にとっては、申請検討の価値がある助成金といえます。

医療機関特化の自治体補助金

一部の自治体では、医療機関のデジタル化を促進するために独自の補助金制度を設けています。地域医療の質向上を目的に、電子カルテやレセコンの導入を対象とするケースが増えています。

補助内容や金額は自治体によって異なりますが、国の制度と併用できる場合もあります。導入を検討している地域の自治体ホームページを確認し、利用できる制度を見逃さないことが重要です。

レセコン一体型電子カルテおすすめ8選

レセコン一体型電子カルテは数多くの製品があり、機能や特徴もさまざまです。ここでは、代表的な10種類のシステムを取り上げ、それぞれの特徴や導入メリットを解説します。

エムスリーデジカル

https://digikar.m3.com

エムスリーデジカルは、医療従事者にとってわかりやすい画面構成と直感的な操作性が特徴の電子カルテです。月額利用料が比較的リーズナブルに設定されているため、小規模クリニックや開業医でも導入しやすいのが大きな魅力です。カルテ作成や処方、レセプト請求など基本的な業務をしっかりとカバーしつつ、システムがクラウド型のためハードウェアの負担が少なく、院内のIT環境に左右されにくい点も安心です。

また、M3グループのネットワークを活かした医療情報サービスとの連携も可能で、診療の効率化と情報収集を同時に実現できます。特に初期費用を抑えたい、操作が簡単なカルテを探している医療機関におすすめです。

価格
レセコン一体型プラン19,800円~
ORCA連動型プラン9,800円~

メディコム

https://www.phchd.com/jp/medicom/clinics/mchrf-hybrid-cloud

メディコムは長年の実績を持つ電子カルテで、操作性の高さと安定性に定評があります。レセコンとの一体化がスムーズで、導入後のトラブルも少なく、中規模以上のクリニックに人気です。

また、幅広い診療科に対応できる汎用性を持ち、カスタマイズ性も高いため、医療現場に合わせた柔軟な運用が可能です。信頼性を重視する医院に適した選択肢といえるでしょう。

価格
要お問いあわせ

きりんカルテ

https://xirapha.jp

きりんカルテは、スタートアップ企業が提供する新世代のクラウド型電子カルテで、柔軟な機能拡張と低コストが特徴です。シンプルで直感的なデザインにより、医師やスタッフがすぐに使いこなせるよう設計されており、教育コストを最小限に抑えられます。カルテ作成や処方、レセプト請求といった基本機能に加え、予約管理や患者向けのオンラインサービスとの連携も可能です。

クラウド型で自動アップデートが行われるため、最新機能を常に利用できるのも強みです。コストを抑えつつ効率的な診療環境を整えたいクリニックや、将来的に機能を拡張していきたい医療機関におすすめです。

価格
日レセクラウド 初期設定費用:100,000円~
日レセクラウド 導入サポート費用:200

ダイナミクス

https://www.superdyn.jp

ダイナミクスは操作画面が直感的で使いやすく、初めて電子カルテを導入するクリニックにも安心です。レセコンとの連携もスムーズで、日常業務を効率化できます。

また、クラウド対応も進んでおり、外部との情報共有や遠隔での利用が可能です。利便性と操作性を両立させたい医療機関に向いています。

価格
要お問いあわせ

クラウド型電子カルテMedius

https://www.medius.co.jp/asourcetimes/26-2/

Mediusはクラウド型のため、場所を選ばず利用できる点が大きな魅力です。サーバー管理が不要で、導入コストも比較的抑えやすくなっています。

レセコン機能との統合もスムーズで、業務効率化を実現可能です。多拠点運営や、在宅医療を展開するクリニックにも適したクラウド型の代表格といえます。

価格
要お問いあわせ

CLIUS

https://clius.jp

デザイン性が高く、シンプルで使いやすい操作画面が特徴です。スタートアップ的な医療機関にも選ばれており、直感的な操作性でスタッフ教育の負担を軽減できます。

また、クラウド型で常に最新機能が利用できるのも魅力です。コストパフォーマンスとモダンなシステムを求める医院におすすめです。

価格
初期費用 200,000円~
月額 12,000円〜

BrainBox

https://www.yuyama.co.jp/product/brainbox-cloudⅱ/

BrainBoxはAI機能を活用した業務支援が特徴のシステムです。診療記録や請求処理を自動化し、ヒューマンエラーの防止や業務効率化に寄与します。

次世代型の機能を取り入れたい医療機関に適しており、先進的なシステムを求める医院に人気です。将来的な拡張性を考える上でも有力な選択肢です。

価格
要お問いあわせ

モバカルネット

https://movacal.net

モバカルネットはモバイル端末からの利用に強みを持つシステムです。院内だけでなく外出先からもアクセスできるため、訪問診療や在宅医療で活躍します。

クラウドベースであるためアップデートも自動で行われ、常に最新の状態を維持可能です。利便性や柔軟な働き方を重視する医療機関におすすめです。

価格
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